06:00 いつものように起床。そして、いつものようにヘリスキーの連絡を待つ。
しかし、明日、クイーンズタウンからオークランドへ移動するので、今日がスキー最後の日である。
昨日の夜の天気予報だとあまり天気がよくなかったので、ヘリスキーは中止で、コロネットピークスキー場へ行こうかと考えていると、ハリスマウンテンから電話がかかってきた。「今日は飛べます。8時に迎えがホテルに行きます。」とのこと。最後の最後になってようやくヘリスキーが飛べることになった。
準備はもうできていたので、急いでホテルのフロントに移動し、ハリスマウンテンの迎えのバスを待つ。
しかし、こない・・・・。しばらくすると、フロントの電話取次ぎから「ハリスマウンテンの方から電話です。」とのこと。
「迎えは、08:50に行きます。」と時間変更の連絡。とりあえず待っているとレンジローバーに乗ったおじさんが迎えに来てくれた。私たちを乗せると、先日ファットスキーを予約したレンタルスキー屋に行き、板をピックアップし、そのまま出発した。
このまま、ワナカの方まで走ると思いきや、いきなりクイーンズタウン空港に向かい、そこのヘリポート近くで降ろされる。
「ここでブーツに履き替えて待ってて。」とおじさん曰く。ここから、いきなり山に飛ぶのか???と、良くわからない状態でとりあえず準備する。すると、我々と他の2人を乗せヘリが飛ぶことに。

とりあえず、どこに向かっているかもわからないが、ヘリは飛んでいる。今回の旅の目的であるヘリスキーができている。テンションがあがりまくる。下を見ると、昨日訪れたトレブルコーンスキー場の上空を飛んでいるのがわかる。

しばらく飛んでいると、ヘリは空き地のような場所に着地した。隣には、セスナが止まっており、草原の小さな滑走路がある。ここで、一緒に乗ってきた二人が降ろされ、我々はまだ降りるなと指示がある。ヘリは我々だけを乗せ、また再び飛び立つ。
しばらくすると見覚えのある景色が近づいてきた。昨日、通ったトレブルコーンスキー場の入り口だ。ヘリはそこに着陸すると、ハリスマウンテンのスタッフが待っていて、ここから車で移動するとのこと。ここで、ハリスマウンテンのスタッフに友人たちが来ていないかたずねると、彼らは別のグループなので、ヘリスキーはバラバラになってしまうとの説明があった。我々はヘリスキーのレベルを、Heli3で申し込みをしていたので、仕方がないと思いそのまま指示に従って車に乗り込んだ。

車に乗り込んでしばらく走ると、また別のヘリが止まっている建物付近に停車した。どうやら、これがハリスマウンテンのヘリのようである。先ほどまで乗っていたヘリは、クイーンズタウンからワナカ方面への移動用ヘリだったようだ。このヘリに乗って再び飛び立つ。今度こそ雪山なのか??

が、到着したのは先ほど、セスナが止まっていた草原の小さな滑走路付近だった。今まで行ったりきたりしていたのは何だったんだ!?まぁ、ヘリにたくさん乗れたので良しとするか。
ここで、初めて他のヘリスキー参加者とガイド3名と合流することとなった。ビーコンの操作方法など一通りの説明を受け、グループ分けされる。我々のグループは、アメリカ人3名とガイドのガスのあわせて6名となった。

そして、各グループが順番に雪山へと出発することに。

そして、待ちに待った雪山に!

新雪は思ったよりも深くなく20cmぐらいといったところか。バーンは一部クラストしており、難しい箇所もあった。一緒に滑っているアメリカ人(テキサスからやって来たと言っていた。)のうちの一人、ジョンがあまりスキーがうまくなく、我々のグループの足を引っ張っていた。ジョンは一生懸命滑っていたので、みんなで応援しながら滑っていたが、3ラン目で、ガイドのガスからもうやめておけとの指示がでてリタイヤとなる。

7ランに申し込んでいたので、午前中に4ランこなす。その後、雪上でランチタイム。自分でパンと食材をとりサンドイッチにして食べるのだがこれがまたおいしい。暖かいスープもおいしかった。他のグループで日本から来ていたTさん、Iさんとメールアドレスを交換しお互いに写真を撮りあう。

だが、山の天気が次第に曇り始め、ガイドたちがなにやら相談している。7ランを申し込んでいたのは我々だけだったらしく、ガイドのガスがヘリスキーの中止を伝えてきた。最終日にヘリスキーができたことだけでも良かったので、中止になっても特に気落ちすることもなくハイテンションのまま終わることができた。
帰りは、他の参加者が車で現地集合、または、ワナカ滞在だったため、ガイドのガスが我々二人だけを乗せクイーンズタウンまで送ってくれることになった。一旦、ワナカのハリスマウンテンのオフィスに立ち寄ったのだが、スタッフから「あなたの友人たちは、ヘリスキーが中止になりすでにクイーンズタウンに帰った。」と聞かされた。いったい、何が起こったのだろうか?分けがわからないまま帰途につく。
途中、ガイドのガスが面白いものを見せてあげるよとカードローナスキー場手前で車を止めてくれた。道路わきのフェンスにブラジャーがずらーっとぶら下がっているのである。理由をガスに尋ねたら、この農場の持ち主がクレイジーで、最初に何枚かのブラジャーをぶら下げたところ、カードローナスキー場帰りの人々が次々とブラジャーをかけて帰るようになりこのようになったのではないか?と言っていた。昨日、ここを通ったときは全く気が付かなかった。(笑)

峠からクイーンズタウン方面の景色。本当は、クイーンズタウン側のハリスマウンテンスタッフとここで落ち合うことになっており、ガスの車から乗り換えてクイーンズタウンに向かう予定だったのだが、結局、クイーンズタウン側のスタッフが来られずそのままガスの車でホテルまで送ってもらうことになった。下の写真を撮っているとき、ワンボックスカーが停車し、見慣れた顔が降りてきた。ヘリスキーで一緒だった、アメリカ人3人組みである。こんな峠でガイドのガスと我々5名がまたしても合流してしまった。不思議な縁だなと思った。ただ、ジョンだけはとてもくたびれているようだった。(笑)

クイーンズタウンのミレニアムホテルに到着。ファットスキーはガイドのガスが返却してくれるとのことで至れり尽くせりだった。たった一日だったが、ガスはいろんな話をしてくれとても親切な良い人だった。なので、ガスとの別れがとても切ないものになってしまった。また来年も来るよと言って分かれた。
その後、友人たちと合流し、ヘリスキーキャンセルの仔細を聞いた。友人たちの前のグループで雪崩が発生し、日本人が巻き込まれ怪我をしたとのこと。その結果、友人たちは、1ランもできずに中止になってしまったとのこと。
また、トレブルコーンスキー場内で大規模な雪崩が発生し、大捜索を行っているらしいことも聞いた。朝、ヘリで上空を通過(上から2枚目の写真)した直後に雪崩が発生したらしい。友人たちの目の前で雪崩が起きたことや、昨日、滑っていたスキー場でも雪崩が起きたことが、やはり自然相手のスポーツであることを再認識させられた瞬間だった。
友人二人は、ヘリスキーが中止になったため、コロネットピークスキー場へナイタースキーをしに出かけていった。他の友人二人とディナーを取ることに。今晩は、「ローリング・メグス」というラムのおいしいお店に行く。お店は混雑していた。20:00からだと予約可能とのことなので予約をし、時間をつぶしてから再度入店する。
友人たちは、初日、我々がインバーカーギルへ行ってしまった日のディナーでこのお店に来ていた。おすすめの料理がラムチョップ、ラムシャンクとのことなのでそれらを注文する。昨日のドナドナが頭をよぎるがおいしく頂いてしまった。クイーンズタウン最後のディナーを楽しんだ。

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